大阪でおすすめのオフィスデザイン会社を紹介します!
企業のイメージアップや従業員のモチベーションアップの方法として、オフィスのレイアウト変更やデザイン変更などがあります。限られたスペースでも広々とした空間を演出したり、おしゃれかつ快適な環境を作ったりするためには、オフィスデザイン会社に依頼するのがおすすめです。
しかし、大阪でデザイン会社への依頼を検討する際、デザイン会社の数も多くそれぞれ得意なデザインやコンセプトもさまざまなので
- ・どの会社に依頼すればいいの?
- ・どんなふうにデザインしてくれるの?
- ・なにを優先して決めればいいの?
といった疑問や課題が生まれると思います。そこで当サイトでは、大阪でオフィスデザインを依頼したい方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。
実績やスタッフの対応など、こだわりで選ぶおすすめのオフィスデザイン会社や、オフィスデザインを依頼するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを実施して実際にオフィスデザインを依頼した方の口コミや評判もまとめてご紹介しているのでぜひ参考にしてください。そして唯一無二の素敵なオフィスを完成させましょう。
【大阪】オフィスデザイン会社を選ぶときに重視するポイントは?
オフィスデザイン会社を選ぶときに重視するポイントは?WEBアンケートで調査!
オフィスデザインを手掛ける会社は大阪のみならず全国に多く存在し、それぞれサービス内容やサポート体制に違いがあります。後悔せず納得できるオフィス環境をつくるためには、自社の目的や社員のニーズに合ったプラン設計が可能なオフィスデザイン会社を選ぶ必要があるでしょう。
そこで今回はオフィスの新規開設や移転、リニューアルなどを考えている方を対象に「オフィスデザイン会社を選ぶときに重視するポイントは?」という質問にアンケート形式でお答えいただきました。以下がその結果となります。
第1位は同率で「施工実績」と「デザイン性」が並びました。どちらもオフィスデザイン会社を選定する際、特に大切だと思われている方が多いようですね。
まず施工実績ですが、やはり長年培ってきた経験やノウハウはそのまま信頼感にもつながる要素となるため、安心して任せられる会社としてひとつの指標となるのでしょう。また、オフィスデザイン会社はそれぞれ得意なテイストなどデザイン性が異なるので、公式サイトでどのようなオフィスを提案しているのか調べることも大切です。
第3位は「スタッフの対応力」でした。オフィスデザインを依頼し、無事完了するまでにはさまざまな工程が存在します。その中で感じた不安や疑問点に対し、スピーディかつ細やかに対応できるスタッフが担当者を務める会社だと、安心感が違います。
第4位は「アフターフォロー体制」でした。オフィスの内装工事が完了した後も、定期訪問などを実施し気にかけてくれる会社であれば、何か問題が起きた際にも頼ることができます。
第5位は「取扱いメーカー数」でした。オフィス開設や移転、リニューアルをするにあたって、同時に内装や家具などを新調したいと考える方も多いのではないでしょうか。なるべく多くのメーカーを取扱っているオフィスデザイン会社を選ぶことで、イメージに合ったオフィス環境を叶えることができるでしょう。
ここまで、オフィスデザイン会社を選ぶときに重視するポイントについて、アンケート結果に沿うかたちでご紹介してきました。その結果を受け、次の見出しからはオフィスデザイン会社の選び方をはじめ、おすすめ会社の詳細情報、オフィスデザインに関する知識やメリットについて解説します。ぜひオフィス開設・移転・リニューアル時の参考にしてみてください!
オフィスデザイン会社の選び方
オフィスデザインを手掛ける会社は大阪府内にも数多くありますが、どのような基準でデザイン会社を選べばよいのかわからずに悩んでいるご担当者もいるのではないでしょうか。ここでは、そんな方のためにオフィスデザイン会社を選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します。
実績が豊富
オフィスデザイン会社選びでまずチェックしたいのが実績です。これまでにどのような企業のオフィスデザインを行ってきたのか、どのようなデザインを提供してきたのかを確認し、自社の希望を叶えてくれるような実績のある会社を選びましょう。実績は件数だけでなく公式サイトなどに掲載されている施工実例なども見て、得意とするデザインをチェックするのがおすすめです。
デザイナー・有資格者が在籍
社内にデザイナーやデザイン、施工などに関する有資格者が在籍しているかどうかも、オフィスデザイン会社選びでチェックしたいポイントのひとつです。デザイナーや有資格者は専門知識を持っており、さまざまなオフィスデザインに携わってきたからこそのアドバイスを行うことができます。これにより、満足度の高いオフィスのレイアウト変更や改装を実現することができるでしょう。
ワンストップソリューション
オフィスデザインにはデザインや設計だけでなく、さまざまな工事や関連各所への手続きなど、多数の業務が発生します。それらを別々の業者に依頼してしまうと担当者の手間や負担が増えてしまったり、余計な費用や時間的なコストが発生してしまったりします。これらの課題を解決するためには、すべての工程に対応してくれるワンストップソリューションを依頼するのがおすすめです。
取扱いメーカー数
オフィスデザインをする際には、家具や什器を一新したり揃えたりすることも少なくありません。その際に、より多くの選択肢から最適なものを選べるようにするために、取扱いメーカー数にも注目しましょう。また、イメージに合ったメーカーを扱っているかどうかもチェックしたいポイントです。ぜひ多くのメーカーに対応でき、さまざまな選択ができるオフィスデザイン会社を選んでください。
実際のオフィスが見学可能
オフィスデザインを依頼すると設計図面や3Dなどでイメージを提出してくれる会社も多いですが、やはり画面などで見るのと実際に体験するのではイメージが大きく変わることがあります。そのため、オフィスデザインを依頼する場合は、実際に手掛けているオフィスを見学するのがおすすめです。オフィス見学は対応している会社とそうでない会社があるので、少しでも不安をなくすためにも、オフィス見学ができる会社に依頼するといいでしょう。
アフターフォロー体制
オフィスのレイアウト変更や移転ではさまざまな工事などが行われるため、実際に使ってみてから不具合が発生したり不安を感じる可能性もゼロではありません。そのような不安をすぐに解決してくれたり、相談できたりするようなアフターフォロー体制を整えている会社を選ぶことも大切です。ぜひ公式サイトなどで、どのようなアフターフォローに対応しているのかをチェックして依頼しましょう。
専任の担当者がいるか
オフィスデザイン会社の多くで、依頼後は下請け業者が対応するのが一般的であり、完成まで様子がわからなかったり思い描いていた方向性とズレてしまったりするなどのリスクがあります。そのようなトラブルを防ぐためにも、専任の担当者が最初から最後まで、また引き渡し後までサポートしてくれる会社を選ぶのがおすすめです。専任の担当者がいることで工事期間中も方向性の細かいチェックなどをしてくれるため、安心感が違います。
実績が豊富で専門知識のあるスタッフが対応してくれるオフィスデザイン会社がおすすめ
専任の担当者がつき、アフターフォローまでしてくれる会社なら安心
【大阪】おすすめのオフィスデザイン会社比較表
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会社名 | 株式会社ビーエムセンター | 株式会社ヴィス | 株式会社フロンティアコンサルティング | ハタラクバデザイン(株式会社黒田生々堂) | オフィスコム株式会社 |
特徴 | 60年以上の歴史と積み重ねてきた多数の施工実績による安心感 | 多彩なケーススタディやクリエイティブ実績 | プロジェクトの最初から最後までワンストップ対応 | 長年培ってきた効率的なオフィスワークや快適な職場環境づくりのノウハウ | それぞれの職種・ワークスタイルに合わせたオフィスレイアウトを提案 |
オフィスデザイン | デザイン性・機能性の両方を満たすオフィス作り | 「WORK DESIGN PLATFORM」を使用した設計根拠にもとづくデザイン | 個室型シェアオフィス・メタバースオフィスなど多様性を叶え働ける場所の提案が可能 | レイアウトの目的を明確にするためヒアリングに注力 | 狭い空間や限られたスペースでも快適なオフィスが設計可能 |
創業・設立 | 創業1964年12月 | 設立1998年4月 | 設立2007年2月 | 設立1952年1月 | 設立2007年3月 |
サポート体制 | 専任担当営業が幅広く対応 | インハウスデザイナーをはじめとした社内プロジェクトチーム | オフィス仲介/PM・CM/デザイン/設計施工/運用支援までを多角的に実施 | 施工管理技士の資格をもったプロのスタッフが施工管理を実施 | オフィス専用の3Dパースを無料で製作 |
大阪のライブオフィス | 大阪に常設(Aキューブ) | 記載なし | 記載なし | 記載なし(愛知県に1ヶ所) | 記載なし(東京都に1ヶ所) |
アフターフォロー | 原状回復や不要品の廃棄などさまざまな業務をサポート | レイアウト・デザイン変更などの要望に対応 | 運用支援・居抜き支援 | 1年間やり直し工事無償対応/オフィス家具最大3年間無償保証/施工後1ヶ月以内無償点検 | オフィス移転後も担当営業が連絡を実施 |
詳細リンク | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
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【大阪】おすすめのオフィスデザイン会社5選
株式会社ビーエムセンター
おすすめポイント
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豊富な施工実績により培われた高いデザイン対応力
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専任担当者の手厚いフォロー体制
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実際に職場環境が体験できるライブオフィスを公開
60年以上の経験と豊富なノウハウが最大の魅力!細やかなサポートで抜群の安心感
株式会社ビーエムセンターの施工事例
株式会社ビーエムセンターの基本情報
オフィスデザイン | デザイン性・機能性の両方を満たすオフィス作り |
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創業・設立 | 創業1964年12月 |
サポート体制 | 専任担当営業が幅広く対応 |
大阪のライブオフィス | 大阪に常設(Aキューブ) |
アフターフォロー | 原状回復や不要品の廃棄などさまざまな業務をサポート |
会社情報 | 株式会社ビーエムセンター 大阪府大阪市中央区備後町1-4-5 堺筋東野村ビル3階 |
株式会社ヴィス
おすすめポイント
-
分析したデータやCIを駆使したプランニング
-
高い専門性を誇るプロジェクトチーム
-
企業のブランディング構築をトータルサポート
さまざまなテクノロジーを駆使したデザインの実現!企業価値を高めるオフィスを提案
株式会社ヴィスの施工事例
株式会社ヴィスの基本情報
オフィスデザイン | 「WORK DESIGN PLATFORM」を使用した設計根拠にもとづくデザイン |
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創業・設立 | 設立1998年4月 |
サポート体制 | インハウスデザイナーをはじめとした社内プロジェクトチーム |
大阪のライブオフィス | 記載なし |
アフターフォロー | レイアウト・デザイン変更などの要望に対応 |
会社情報 | 株式会社ヴィス 大阪本社 大阪府大阪市北区梅田3-4-5 毎日インテシオ8階 |
株式会社フロンティアコンサルティング
おすすめポイント
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コンセプト設計から運用支援までサポート
-
クライアントに寄り添ったコンサルティング
-
オンラインなどのフレキシブルワークプレイスの提案
働き方の多様化に沿った多彩なワークプレイスを提案!ワンストップでの高い対応力
株式会社フロンティアコンサルティングの施工事例
株式会社フロンティアコンサルティングの基本情報
オフィスデザイン | 個室型シェアオフィス・メタバースオフィスなど多様性を叶え働ける場所の提案が可能 |
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創業・設立 | 設立2007年2月 |
サポート体制 | オフィス仲介/PM・CM/デザイン/設計施工/運用支援までを多角的に実施 |
大阪のライブオフィス | 記載なし |
アフターフォロー | 運用支援・居抜き支援 |
会社情報 | 株式会社フロンティアコンサルティング 大阪支店 大阪府大阪市中央区南船場4-2-11 JPR心斎橋ビル10階 |
ハタラクバデザイン(株式会社黒田生々堂)
おすすめポイント
-
長年の実績に裏打ちされた対応力
-
フットワークが軽くレスポンスが早い
-
アフターサポートや保証が充実
オフィスデザインの老舗!開設・改装・移転などオフィス全般をワンストップ対応
ハタラクバデザイン(株式会社黒田生々堂)の施工事例
ハタラクバデザイン(株式会社黒田生々堂)の基本情報
オフィスデザイン | レイアウトの目的を明確にするためヒアリングに注力 |
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創業・設立 | 設立1952年1月 |
サポート体制 | 施工管理技士の資格をもったプロのスタッフが施工管理を実施 |
大阪のライブオフィス | 記載なし(愛知県に1ヶ所) |
アフターフォロー | 1年間やり直し工事無償対応/オフィス家具最大3年間無償保証/施工後1ヶ月以内無償点検 |
会社情報 | 株式会社黒田生々堂 大阪本社 大阪府大阪市中央区本町1-4-8 エスリードビル本町3階 |
オフィスコム株式会社
おすすめポイント
-
職種・環境に対応したオフィスレイアウト設計
-
専門のプランナーが無駄なコストを削減
-
設計や施工の内製化による納期短縮が可能
「簡単・最安・最速」でもかっこいい空間づくり!コンセプトを追求したサービスを展開
オフィスコム株式会社の施工事例
オフィスコム株式会社の基本情報
オフィスデザイン | 狭い空間や限られたスペースでも快適なオフィスが設計可能 |
---|---|
創業・設立 | 設立2007年3月 |
サポート体制 | オフィス専用の3Dパースを無料で製作 |
大阪のライブオフィス | 記載なし(東京都に1ヶ所) |
アフターフォロー | オフィス移転後も担当営業が連絡を実施 |
会社情報 | オフィスコム株式会社 大阪支店 大阪府大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル1階・16階 |
【大阪】オフィスデザインで知っておきたい基礎知識
オフィスデザインとは?知っておきたい基礎知識
オフィスデザインという言葉は知っているけれど、実際にどのような業務を指しているのか、どんな依頼先があるのかなど、詳しく知らないという方もいるのではないでしょうか。そんな方のために、ここでは知っておきたいオフィスデザインの基礎知識をご紹介します。
オフィスデザインについて
オフィスデザインとは、オフィスを移転したりリニューアルしたりする際や、レイアウト変更を行う場合に行われるデザインや設計全般を指す言葉です。内装のデザインや家具・什器のレイアウト、デザインコンセプトの提案など、デザインを行うための準備段階も含まれています。効率性・機能性・美観、そして従業員の快適さや生産性を考慮してデザインを行うことで、企業のイメージアップや社員のモチベーションアップを期待することができます。
依頼先の種類
オフィスデザインを依頼できる先はいくつかあり、そのおもなものとして「家具メーカー」「内装工事会社」「オフィスデザイン会社」などが挙げられます。それぞれ得意とすることは異なりますが、オフィスデザインを専門的に行っている会社の場合、社内にデザイナーや設計士が常駐していたり、施工部門を設けて自社社員で施工を行っていたりするケースもあり、オフィスデザインの一貫対応ができるなどの特徴があります。
明確なコンセプトが大切
オフィスデザインでは、はじめに明確なコンセプトを決めることが大切とされています。最終的な目的は社員が働きやすく効率性の良い環境の構築ですが、それを構成するために必要な要素は業種や企業によって異なります。そのため、なにを目的にオフィスデザインをするのか、解決したい課題はなにかを明確にしたうえで依頼することが重要なポイントといえるでしょう。
費用感について
オフィスデザインにかかる費用は、坪で計算されるのが一般的です。1坪10万円~20万円ほどが目安となるので、たとえば50坪のオフィスであれば500万円~1,000万円程度になるケースが多いです。ただし工事の内容や導入する家具・設備によっても異なるので、まずは相談して見積もりを出してもらうのがおすすめです。
注意したい失敗例
オフィスデザインは頻繁に行うものではないため、思わぬトラブルが発生したり失敗してしまったりすることもあります。たとえばデザインのイメージを固めすぎていることで起こりがちなのが、イメージと異なるものになってしまうという失敗です。デザインのコンセプトを決めることは大切ですが、プロの意見も取り入れていくことで、より快適性や美観性などの高いものに仕上がる可能性が高いでしょう。
また、家具や什器に不具合が発生する、内装や色味、素材などが想定と異なっていたなどの失敗もよくある例です。家具や什器について詳しいデザイン会社も多いので、相談してから決めるのがおすすめです。色味や素材などは実際にサンプルを見てからじっくりと決めることで、失敗を防ぐことができるでしょう。
オフィスデザインはオフィスの移転やレイアウト変更などの際のデザイン・設計全般のこと
コンセプトや解決したい課題などをまとめておくとスムーズに進みやすい
オフィスデザインをすることで得られるメリット
オフィスデザインをすることには、さまざまなメリットがあります。ここではそのメリットについて詳しくご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
企業のコンセプトを表現できる
オフィスデザインをすることによって、企業のコンセプトやイメージを表現できるのは大きなメリットのひとつといえるでしょう。オフィスへのイメージは入った瞬間の雰囲気や色味、デザイン性によって決まる部分が大きいため、来訪者にどのような印象を与えたいかでデザインの内容も変わってきます。
また訪れる方に安全性や信頼性を感じさせるオフィスであることも、今後取引や付き合いをしていくうえで重要なポイントとなります。だからこそコンセプトやイメージを明確にしてオフィスデザインを依頼する必要があるのです。
自由で幅広い働き方を実現できる
オフィスデザインは単純にオフィスの内装やレイアウトを決めることだけでなく、さまざまな働き方をデザインすることなども含まれています。昨今ではリモートワークなどオフィス以外で働く制度を導入する企業や、固定の席を決めずに自由に働く場所を選べるABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)などを導入する企業も増えています。
このようなオフィスを設計することにより、自由で幅広い働き方を実現することができ、従業員の働きやすさを提供することができるでしょう。
モチベーション向上が期待できる
オフィスデザインによって働きやすい環境が整ったり、働きたくなるような空間が生まれると、従業員の満足度やモチベーションアップが期待できます。それが生産性向上や仕事の効率アップにもつながることがあるでしょう。
そして生産性が向上したり仕事の効率がアップすると、売上や集客、ブランドの認知などにもよい影響をもたらす可能性があり、企業全体の大きなメリットとなるのです。
人材の確保や流出防止に効果がある
快適なオフィスやさまざまな働き方を選択できるオフィスは、働く環境を重視する求職者にとっては非常に魅力的な空間です。そのため働きたいという方が集まりやすく、よい人材を確保できる可能性も高まるでしょう。
また、快適な環境で働けることは従業員の離職率低下を実現してくれることもあります。よい人材を流出させないためにも、オフィスデザインは非常に大切な役割を担っているといえるのです。
コミュニケーションを活性化させられる
企業では社員同士のコミュニケーションが活発になるほど、新しいアイデアが生まれやすく、また個々の課題を早期解決できるという効果が期待できます。そんなコミュニケーションが活性化しやすい空間づくりを、オフィスデザインで叶えることができるのです。
たとえばしっかりと議論ができる会議室を設ける一方で、リラックスできる休憩スペースを確保するなど、さまざまな形でのコミュニケーションが取れる空間をデザインすると活性化につながりやすいです。
オフィスデザインにはさまざまなメリットがある
企業のイメージアップや従業員の満足度アップのためにもオフィスデザインは重要
オフィスデザインのコンセプト・テイスト
オフィスデザインには「コンセプト」と「テイスト」という2つの欠かせない要素があります。ここでは、オフィスデザインにおけるコンセプトとテイストについて詳しくご紹介します。
オフィスデザインのコンセプトとは?
オフィスデザインにおけるコンセプトとは、企業の概念や構想のことを指します。簡単に言えば、企業が大切にしている考え方や目指している姿を、デザインで表現することです。
コンセプトを明確にしてオフィスデザインを行うことで、移転の計画から運用までをブレることなくスムーズに行うことができ、今のオフィスの課題解決や目的に合わせたオフィスづくりを行うことができるでしょう。
コンセプトカラー
コンセプトを表現するもののひとつとして「コンセプトカラー」があります。色のイメージが企業のイメージになり、色によって異なる印象や感情を生まれさせる力があるため、表現したいコンセプトを明確にするためにもしっかりと選定しなければならない部分でもあります。
たとえば赤色は情熱や活動的、リーダーシップなど、青色は爽やかさやクールさ、緑色は自然や協調性、エコなどをイメージさせます。どのようなイメージが企業のコンセプトにマッチしているのかを考慮しながらカラーを選択しましょう。
空間テーマ別に意識したいポイント
オフィスのコンセプトはオフィス全体でイメージすることも大切ですが、そのコンセプトを保ちつつも空間別のテーマを設定することも重要なポイントです。たとえば来訪者からの第一印象を決めるエントランスには企業のブランドイメージを強く反映させる、ワークスペースは生産性を高めるための機能性や利便性を意識するなどです。
ほかにも休憩スペースはリラックスやリフレッシュできる空間づくり、会議室やミーティングスペースは効率的な議論をサポートするためのシステムや快適さなどを意識することが大切です。
オフィスデザインのテイストとは?
オフィスデザインにおけるテイストとは、オフィスのデザインや方向性を決めるために重要な要素です。テイストにはさまざまな種類があり、コンセプトに合わせて選ぶことで来訪者などにデザインのコンセプトを伝えやすくなります。
また、テイストが明確になっていることで内装デザインや設備・什器・配色などの詳細も決めやすくなり、より完成した後のオフィスをイメージしやすくなるでしょう。
テイストを決める要素
オフィスデザインのテイストを決める要素として、下記のようなものがあります。
- 内装や外装
- 設備や機器
- 什器
- 配色や素材感
- サイズ
- 照明の明るさや色合い など
これらの要素をテイストに合わせて選ぶことで、オフィスデザインに統一感を与えることができます。たとえばナチュラルなテイストであれば木製の家具や什器、スタイリッシュなテイストであればグレーやベージュ、金属製の什器などが適しています。
テイストの種類
テイストには複数の種類があるため、それぞれの特徴やイメージなどを知っておくことも大切です。テイストの種類は「モダン」「クラシック」「カジュアル」「フォーマル」「ラグジュアリー」「シンプル」「ナチュラル」「スタイリッシュ」「ヨーロピアン」「アメリカン」「リゾート」「カラフル」「カフェ」などがあります。
種類によって導入するべき設備の種類や配色、インテリアが異なるため、自社のコンセプトやイメージに近いものがどれであるかをある程度把握しておきましょう。
コンセプトは企業の理念やイメージを伝えるために決める要素
テイストはコンセプトを表現するために決める要素
リアルなオフィス見学を体験!注目のライブオフィス
オフィスデザインでは、設計したデザインやイメージを図面や3Dイメージなどのさまざまな方法で担当者から伝えてもらうことができますが、その場で見ただけでは実際の規模感や使用感などを確かめることはできません。そこでおすすめしたいのがライブオフィスです。
ライブオフィス(オフィス見学ツアー)とは?
ライブオフィスとは、実際に従業員が働いているところを見学できるショールームオフィスのことをいいます。オフィスデザイン会社は自社のオフィスをライブオフィスとして公開しているケースも多く、オフィスのさまざまな箇所を直接見られるオフィス見学ツアーを実施していることもあります。
ライブオフィスのメリット
ライブオフィスのメリットとして、まず実際に体験してオフィスのデザインや快適性などを確認できることが挙げられます。そこで働く方の姿やオフィスの利用方法もチェックできるので、より自社のオフィスデザインへのイメージもしやすくなるでしょう。
またオフィス見学ツアーに参加すると、担当者がオフィスの概要や使用方法、利便性などを説明してくれるというメリットもあります。見学終了後には相談を受け付けているケースもあり、不安や疑問をその場で解決することができるでしょう。
こんな人・企業におすすめ!
ライブオフィスは、見た目だけでなく実際に人が働いている場面も見てみたい、オフィスの課題解決方法を客観的に見つけたい、またオフィスの改善案を提案してもらいたい人や企業におすすめです。ぜひ気になるオフィスデザイン会社のライブオフィスに訪れて、イメージを膨らませましょう。
ライブオフィス(オフィス見学ツアー)ができる会社を紹介
ライブオフィスを提供している企業は数多くありますが、ここではそのなかでもおすすめの会社をご紹介します。
オフィス関連企業でライブオフィスを提供している会社として「ITOKI」や「OKAMURA」があります。また、事務用品のメーカーとして知られる「コクヨ」もオフィス見学ツアーを実施しています。
オフィスデザインの会社としては、創業60年以上の実績がある「株式会社ビーエムセンター」やワークスタイルデザイン企業の「富士ビジネス」などがあります。ぜひライブオフィスに訪れて、実際のオフィスを体験してみてください。
引用元:https://www.bmcenter.co.jp/
株式会社ビーエムセンターの本社に常設されているA3(エーキューブ)では、時代とともに変化する働き方に合わせたオフィス空間をリアルな雰囲気で見学することができます。
堺筋本町駅から徒歩10分ほどとアクセスが良いので、まずは見学に行かれてみてはいかがでしょうか?
オフィスデザインの依頼から完了までのスケジュール
オフィスデザインはいくつかのステップを踏んで完成していきます。ここでは、デザインの依頼から完成までのスケジュールについてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
相談・ヒアリング
まずはオフィスデザインを依頼したい会社に、今のオフィスで解決したい課題やオフィスデザインで表現したいことなどを伝えて相談しましょう。担当者が詳しくヒアリングを行い、企業が叶えたいことや最適なスキームを検討してくれます。
調査・マスタープランニング
続いて実際にオフィスに担当者が訪れて現地調査を行い、オフィスの状態を確認します。そしてヒアリングの内容とオフィス調査の結果からマスタープランニングの作成をしてくれます。オフィスの移転時期や、想定される費用などをチェックしておきましょう。
プランニング・デザイン
次に空間のゾーニング、家具のレイアウト、内装デザインや配色といった細かなプランニングやデザインを行っていきます。ここではデザインやレイアウトのほかに防災・動線計画やセキュリティ計画、コスト計画なども行い、CADや3Dなどで完成のイメージを具現化していきます。
施工・現場管理
プランニングやデザインが決定したら契約となり、施工のステップに入ります。施工にはさまざまな工事や工程がありますが、ワンストップで対応している会社であれば現場管理までしっかりと行ってくれるので安心です。
引っ越し・アフターフォロー
すべての工事が完了すれば引き渡しとなり、引っ越して新しいオフィスの運用がスタートします。アフターフォロー体制を整えている会社であれば、移転前の物件原状回復や不用品破棄なども行ってくれることがあります。
オフィスデザインの依頼から完成までの流れを知っておこう
デザインの計画や設計には時間がかかるケースもあるので早めの相談がおすすめ
オフィスデザインで理想の職場環境を実現しよう
オフィスデザインは企業のイメージを決めたり、従業員のモチベーションや生産性アップなどのさまざまなよい効果をもたらしてくれます。まずは気になる会社のライブオフィスに訪れてみたり、施工実例をチェックしたりして、依頼したいデザイン会社を見つけてください。そして、より働きやすく安心できる環境づくりをするためにも、ぜひオフィスデザインを検討しましょう。
【FAQ】よくある質問
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Q 通路幅はどのぐらい必要ですか?A 両側に部屋がある場合の廊下の幅は、建築基準法で1.6m以上にしなければならないと定められています。
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Q 原状回復とは何ですか?A 賃貸借契約終了の際、賃貸室の変更した部分を元に戻すことです。つまり入居時の状態に戻すことです。
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Q 1人当たりのワークスペースは、どのぐらい必要ですか?A 一般的に、最低約6㎡は必要と言われています。それ以下の広さになるとレイアウトや働き方の工夫が必要になってきます。
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Q 移転準備はどのくらい前から始めればよいでしょうか?A オフィスの規模にもよりますが、半年から1年前に始めることをおすすめします。
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オフィスデザインで企業のイメージアップ・優良人材確保・従業員のモチベーションアップを実現!
おしゃれで快適な職場環境の実現には、オフィスデザインがかかせません。そのオフィスデザインの依頼先には、豊富な実績と信頼度、そして手厚いサポート体制を兼ね備えたオフィスデザイン会社を選びましょう。
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